フライトツアー

アメリカツアーのお知らせ
アメリカでフライトしよう!


 待望のアメリカフライトツアーを開催します。今回はアメリカ・カリフォルニアを中心にメキシコまで飛び回る予定です。海岸でのリッジソアリングが主なフライト内容になりますが日本とは違ったフライトを楽しめます。またフライト出来なくてもそこはアメリカ。他のツアーでは決して行かないような場所にもご案内いたします。もちろんショッピングや観光にも時間をとる予定です。経験を広げるためパラ感を変えるためにも振るって参加下さい。
 現在ジオスポーツのパイロットコース・マスターコースに入校している方も参加できます。アメリカでの経験が講習実績になりますので、パイロット証取得への近道になるでしょう。ジオスポーツからは中台が同行、現地ガイドもツアーのバックアップをいたします。



○期 間:1999年11月20日(土)〜11月28日(日)

○日 程:1日目  成田空港集合  13:40
            成 田 発 16:40(DL078)日本時間 20日(土)出発
            L A  着 09:10       現地時間 20日(土)到着

      1日目〜7日間 フライト & 観光& お楽しみ etc

      8日目  L A  発 11:05(DL079)現地時間 27日(土)出発
            成 田 着 16:00       日本時間 28日(日)到着

○ツアー代金: 198,000円
※成田空港施設料金2040円とUSA空港施設料金5000円が別途必要です。合計金額(お振り込み金額)は、205,040円となります。

○対象:ジオスポーツパラグライダースクール生の方および関係者(パラグライダーをやっていないお友達でもOKです)の方。
  ※フライトを行う方は担当インストラクターにご相談下さい。

○募集人数 :定員はありません。たくさんの方の参加をお待ちしています。

○ツアー代金に含まれるもの:
       航空運賃 宿泊(7泊分) 現地での移動費 現地ガイド 他

○ツアー代金に含まれないもの:
       成田空港施設料金 USA空港施設料金 食事代
       フライトに関わるエリアフィー  アメリカフライヤー保険費用 他

○詳細を知りたい方は、ご連絡下さい。お待ちしています。

ツアー担当 中台 武山



インスブルックの旅
ジオスポーツでは、国内外の各種フライトツアーを企画しています。中でも毎年6月下旬に開催しているインスブルック(オーストリア)のフライトツアーは大好評で、高低差2000mのダイナミックなフライトが味わえます。その他、要望に応じて国内外のフライトツアーを企画しています好評のヨーロッパフライトツアーを今年も開催します。ドップリとパラ漬けの10日間をお過ごし下さい。経験を広げるためパラ感を変えるためにも振るって参加下さい。また現在ジオスポーツのパイロットコースに入校している方も参加できます。ヨーロッパでの経験が講習実績になりますので、パイロット証取得への近道になるでしょう。ジオスポーツからは中台・岸のどちらかが同行、現地スタッフもツアーのバックアップします。

○期 間:(6月下旬の予定)                                        Photo 1
○日 程:(予定)
1日目 成田空港集合  午前中集合
    成田発 昼の便で出発
    夜にオーストリア、フルプメスに到着
2日目〜8日目 フライト&観光プロデザイン見学etc
9日目 早朝の便で帰国(機内泊)
10日目 早朝成田着・解散
○ツアー代金:398、000円(予定)
○対   象:パイロット証保持者(ジオスポーツパラグライダースクール生の方は、パイロットコースに入校していて担当のインストラクターの許可があれば参加できます。)
○募集人数 :14名 
○ツアー代金に含まれるもの:航空運賃 朝食・夕食込みの宿泊(8泊分)
       現地でのトランスファー 現地ガイド ヨーロッパでの空港使用税 他
○ツアー代金に含まれないもの:成田での空港使用税 昼食及びホテル外での夕食 
       リフトやケーブルカーなどのフライトに関わる移動費 他
○詳細を知りたい方は、昨年実施したツアーのビデオや写真・リポートがたくさんあります。詳細はショップにご来店下さい。

アメリカ ツアーレポート 99’

ツアー参加者馬場亜子さんによる怒涛のアメリカツアーの全貌です!



アメリカ・ツアー・レポート
日時:99/11/20(土)〜99/11/29(日)
参加者:東京組【岸、山岸夫妻、神田、柳原、小林、篠田、井上(旧姓佐々木)&お母さん、馬場】
    大阪組【片岡、水谷、中川、村瀬】(以上敬称略)


11月20日(土)
飛行機の出発時間は午後2時過ぎだというのに、朝の8時にGEOの東京ショップへ集合。長野組(神田、柳原、小林)は前日からショップに泊まりこんで、昨晩はチャイヤイで宴会だったそうな。でも12時頃には寝たらしい。馬場は8時ちょい前にショップに到着。まだみんな眠そう。少しして山岸さん夫妻が到着して、いきなりテンションアップする。井上さん親子、篠田さんは成田に直行とか。話しが長くなるので、成田&LAまでの道のりは割愛させていただきます。ちなみに機内での上映映画は「プリティ・ブライド」とエディ・マーフィーの新作コメディだった。「プリティ・ブライド」はつまんなかった。もう一本は、ほとんど寝てたので不明。

LAに到着。曇ってる。寒い。何故?西山さんと初のご対面。長年こちらで暮らしてるせいか(?)目の色が外人さんになってる。別にコンタクトとか入れてるわけじゃないらしいけど、なんとなく茶色にうすーく緑が入ったような色に見える。順応性があるらしい。小貝さんとちょこっと会う。これから日本に帰国とのこと。アメリカをたんまり堪能した様子。大阪組が到着するまで、一部は車で寝て、一部はお茶しながら待つ。小林さんがいきなりホット・ミルクを自分と床にぶちまけた。到着早々やってまった。あたふたしているうちに大阪組が到着し、合流してサンディエゴに向かう。車で2時間くらいだったかな。借りてるレンタカーが馬鹿でかいったらありゃしない。荷物がなけれ15人乗れるけど、こちらはこのサイズでも普通免許で良いそうだ。(日本もそう?)本ツアーの全ての道のりは、これと西山さんの車二台となる。
着いたエリアはTorrey Pinesという所で、海外沿いの崖。つまりリッジ。眺めはすばらしく良いんだけど、曇ってるし寒い。私と小林さんは眠いし寒いしで、すっかりやる気なし。みんなは元気に飛んでる。でも雨降ってきたし、時差ボケ2人は車で爆睡。このエリアはサンディエゴが管理しているところで、いろいろルールがあって面倒くさい。テイクオフするとき、またトップランするとき、そして更にある一定の区間を飛ぶ際は笛を吹き続けなきゃいかん。(笛はエリアのショップで売ってる)そして更にその一定の区間内は一機しか飛んでちゃいけないそうで、すごく回りに気を使う。そっちへ行きたくても誰かがそこにいると行けない。急いで通り抜けようとしてもテイクオフから「さっさと行け!」と怒鳴られる。トップランしようとしてもタイミングがつかめない。んなことしてるうちに高度が落ちて、下の海岸に下ろす羽目になる。そして下はヌーディスト・ビーチ。だからってどうってことはないし、下から上がって来るのはかなり体力的につらいらしいし、やっぱりトップランしたい。初日は飛ばなかったけど、後日飛んだ時には、ちょっとこのエリアはヤダなぁと思った。空いてりゃいいけどね。
夕食はホテル(モーテル)La Jolla Shores Innの近くのバーベキュー屋さん。量が半端じゃないし、味が濃い。これを全部食ったら死ぬ。

11月21日(日)
昨日とうって変わって今日は快晴。これぞ正にカリフォルニアの青い空。今日は内陸の方へ入ったホース・キャニオンというエリアへ行く。直訳すると馬渓谷。しかしながらサイド・フォローがビュービュー吹いている。エリアは東南向きの斜面で(だったと思う)向こう側にも山と言うか台地があるので、バレーっぽくなっている。ちょこっとだけテイクオフの様子を見て、ランディングでお昼ご飯。途中仕入れてきたサンドイッチ(これもでかい)を、風の当たらない暖かい場所を見つけて食べる。風さえ当たんなきゃ、とても暖かい。それから別のエリアに移動。名前忘れちゃったけど、(Little Blackかな?)結局強風のため飛べず、ハングが気持ち良さそうに飛んでいるのを指をくわえて見ただけ。その上、ライターをエリアに落としてくる。新品の屋外用の火が消えないってやつ。今回のツアー中、喫煙者は私と山岸さんの旦那さんと西山さんだけで、西山さんは私のライターを借りて使ってたので、「一人のものじゃないのに」と落とした本人よりショックを受けてる。カリフォルニア州は法律により、公共の建物の中での喫煙は一切禁止されている。当然ホテルもレストランも禁煙。私と西山さんは、「食後にゆっくり一服したいのにねぇー」なんて言いながら外で一緒に煙草を吸っていた。
で、結局またまたTorrey Panesに戻ってフライトする。日曜なので結構混んでる。前述のルールがあるせいで、なかなかタイミング良くテイクオフできない。しかもフルフェイスのヘルメットを被って笛を吹くのはかなりつらい。フライト中も回りに気を使って景色なんぞ眺める余裕はない。ふと下を見ると、海岸で素っ裸の男達がビーチバレーをやってる。高度があったので詳細は見逃したが、あそこには降りたくないと思った。何度かトップランを試みるが、必ず邪魔な奴がいる。最後はほとんど強行突破。岸さんに無線で怒られながらランディング。丁度エリアの管理のおっちゃんがそばに居たので怒られるかなと思い、「I'm sorry」と言ったところ、「That's O.K.」とあっさり言われる。岸さんが無線で「そこは降りちゃ駄目だってぇー!」と絶叫していたのはなんなんだ?丁度近くに下りてきたジモティにも、今のランディングはルール違反かと聞いてみると、全然そんなことはないとおっしゃる。フルフェイスのヘルメット越しに笛を噛み締めていたので、なんか吐き気はするし、無線で怒られるしで、私は結構むかついている。岸さんに対してバトル・モードに入っている。しかしその地元のフライヤーと和やかに話しているうちに、そんなことは忘れてしまった。取り敢えず無事にトップランできたので、一安心。他の人は結構下の海岸に下りてしまったよう。その人達を待っている間に太陽はゆっくり西の空に傾きはじめ、東の空にはちょいと欠けたお月様。その月をバックに立ち上げをする片岡さんを写真に収めたが、やっぱり出来あがってみると、あのきれいな色は出ていない。
その日の夜は、やはりホテルから歩いて行ける中華へ行ったが閉まっていた。そこで更にぶらぶらして、インド料理屋を発見。んが、どうもカレーって気分じゃない。と、片岡さんが来る途中で見かけたフレンチでも良いとのご提案。で、片岡さん、村瀬さん、小林さん、私の四人はみんなと別れてフレンチへ。別れ際に明日の集合時間を決める。岸さんと西山さんが、7時半にするか8時半にするか迷っている。どうやら午前中の早い時間の方が飛べる確率は高いらしい。で、馬場が一言「じゃ、7時半にしましょう。」(ウダウダすんのは嫌いなんだよぉ!)私達四人が入ったフレンチのお店は、本当にフレンチ?ってな感じで日本で言えば不二家レストランみたいで、全然、まったく気取らないお店。そこで四人でワインなんぞ傾けていると怪しい日本人の集団が入ってきた。どうやらインド料理屋は菜食主義者のためのお店だったようで、肉、魚もなけりゃビールもないって所だったらしい。というわけで結局全員揃ってお食事となった。

11月22日(月)
今日もピーカン。それにしても空気が乾燥している。湿気の多い東洋から来た人間にはちょっとつらい。今日は私がライターを無くしたエリアに挑戦。駐車場(別に駐車場ってわけじゃなく、ただ車をおいてあるところ)からグライダーかついで徒歩でテイクオフまで登る。結構つらい。須坂といい勝負かな。歩きながらもライターが落ちていないか探してみるが結局見つからない。でもライターの落し物なんて可愛いもんだった。いざセッティングを始めると無線がない。買ったばかりの無線がない。グライダーバックをひっくり返し逆さに振っても出てこない。あらゆるポケットを探ってみるけどない。あと残るは車に残してきたリュックの中だけど、私の勘では十中八九入ってない。結構大きな精神的ダメージを受けながら、片岡さんから無線を借りてテイクオフ。エリアは、Torrey Pinesと違って山飛び系。最初の一本は全員ぶっ飛びだが、少しずつサーマルが出始め、少しずつ風が強くなっている。一度ランディングしてから車の中を調べてみるけど、やっぱり無線はない。私の心の傷をよそに、西山さんたちは「早く飛ばないと風強くなっちゃうよ」とみんなをせかす。そして二本目。一本目に比べると当たりはある。ちょいと回してみる。ちょっぴりバンピーかな?などと思いつつソアリングしていると、私の後から山岸里子さんがテイクオフ。なんか岸さんにいっぱい言われている。なんとなく風が強くなってきたようなのでランディングに向かう。無事にランディングして空を見上げると柳原さんがひときわ高く上がっている。いいなぁーなんて思っていたのもつかの間、風がどんどん強くなっている。しかも風向が定まらない。チャレンジャーに乗っている柳原さんはランディングに届くのか?その後テイクオフした小林さんも止まってる。柳原さんは無線でアクセルを踏むように指示されているが、どうやら引っかかって出てこないらしい。小林さんはなんとか無事にランディング。柳原さんはそのまま、ランディング脇の小山のむこうへ消えてしまった。私と神田さんで必死で小山を乗り越えて探しに行くと、藪の中に無事な姿を発見。とにかく怪我がなくて良かった。あたりに大きな木はないけど、人の背丈ほどの草のような木のような植物が生えている。それを掻き分け、掻き分け、なんとか無事にランディングまで帰ってきた。その後、上空に残っていた人も無事にランディングし、西山さんの車が戻ってくるのを待つ。その間、ざくろを木からもいで食べているもの数名。本当は取っちゃいけないらしいけど、甘酸っぱくて美味しい。ところが、大阪から参加の中川さんが、何を思ったかざくろの実をランディングに向かって投げつけた。気持ち的にはみんなに分けてあげようと思ったらしいが、見事小林さんのハーネスの上に落下。よく小説なんかで人が頭撃たれて脳みそ吹っ飛んだ状態を「ざくろが割れたような」と表現するが、まさにその状態。やさしい小林さんは「大丈夫ですよ」なんて笑ってたけど、普通するかねそういうこと?この中川さんは今回のツアーの中では、ある意味、一番目立っていた。とにかく変。奇行が目立つ。奇行が目立つって言えば山岸さん(奥さんの方)もおかしい。おかしいと分かってはいたけどおかしい。西部劇なんぞによく出てくる枯草が丸まって風邪に吹かれているのをみて面白がり、まだ転がる前の段階の、一応根っこが付いているものを無理やり足で蹴飛ばして転がしている。そして「あっちが天然物、こっちが人口物」なんて言って喜んでる。元気だなァ。
その後、車が迎えにきて、今度はまたまたTorrey Pinesへ移動。一応ショップで無線の忘れ物がないか聞いてみる。やっぱりない。小林さん、柳原さん、私はすっかりここでのフライトが嫌になっている。で、みんなが飛んでいる間にグライダーを広げてほこりだの砂だのを出すことにした。この日、井上さん(旧姓佐々木さん)のお母さんが片岡さんにタンデムで飛んでもらう。このお母さんも元気だ。スカイダイビングにも挑戦するんだそうだ。夕方には風が凪いできて、ほとんど全員下の海岸にランディング。東の空にまんまるの大きな満月。さすがアメリカは月もでかいなどとわけの分からないことを言いながら、そのままメキシコへ移動となった。
メキシコの国境越えは、車でそのまま通過するだけなんだけど、とにかく混んでる。一番左の車線が空いていたので、そちらへ車線変更すると、なんとUターン専用車線。なんとか元の車線に戻ろうとするけどなかなか入れてくれない。その後も車が入り乱れて、なんとか無事にメキシコ入り。運転手さんはひどく疲れたことでしょう。国境近くは廃墟のような家が立ち並び、なんかとんでもないとこに来ちゃったかなぁと思っていたが、実際に我々が泊まったホテルはモーテルなんて呼ぶにはもったいない、リゾートホテルちっくな、なかなか良いところだった。窓の外は広々とした海で、その反対側には明日から飛ぶ山が見える。この山をやっぱりグライダーかついで登るらしい。唯一このエリアでのフライト経験がある片岡さん曰く「勾配も距離も須坂の2倍」だそうだが、夜だったのでその時は「ふーん、そんな風には見えないなァ」なんて、全員、翌日の悲劇を知るよしもなかった。
その夜はホテルのレストランで食事。皆さん、コロナビールが事のほかお気に入りのよう。そいでテキーラをスイートソーダで割って、バンってテーブルにグラスをぶつけて泡立てるなんとか(名前聞いたけど忘れた)って飲み物で盛り上がる。異様に盛り上がる。レストランを出る時まで盛り上がり気分だったので、みんなで村瀬さんの服を脱がせてプールに放り込む。というか自ら脱いで自ら飛びこんだ。外ははっきり言ってめちゃ寒い。基本的に砂漠気候なので、朝晩はとーっても寒い。プールに飛びこむ村瀬さんを見て、全員が心の片隅で思っていた。「死んだらどうしよう。」取り敢えず死人も出さずにテキーラの夜はふけていった。
村瀬さんは学校の先生をなさっているそうだが、突然受け持っている生徒さんが転校することになり、急遽アメリカ・ツアーを途中で引き上げることになっていた。この夜が最後の夜で、翌朝、というか夜中のうちに西山さんが車でサンディエゴの空港へ送っていき、そこから国内線でロスへ出て帰国。この人もとても面白い人で、なんとも言えない独特の味を持っていた。片岡さんの突っ込みと村瀬さんのボケは最高の組み合わせだったのに、途中で帰ってしまってとても残念。山岸さんも「私、村瀬さん、気に入ったわ」とのこと。またお会いできると良いと思います。

11月23日(火)
海が青いわ。空が青いわ。リゾートだわ!でもメンツがどうもむさくるしい。格好もむさくるしい。朝、見上げる山(というか台地)はでかい。あそこ登るの?本当に?取り敢えずランディングまで車で移動して、説明を受ける。その後片岡さんを先頭にみんな黙々と歩く。でも道がだんだん道らしくなくなってゆく。頭の中に?マークが乱舞し始めた頃、先頭チームが立ち止まってキョロキョロしているのが見えた。どうやら道を間違えたらしい。しかし、そのまましばらく登りつづけると、遥か右手にジグザグの道が見える。本当に本当に遥かむこうに。この時点では結構列がばらけていて先頭としんがりの差はかなりある。このままこの道を行くのは(本当は道じゃないけど)あまりに無謀ということで、そのまま横移動で道を目指すことになった。はっきり言って日本人全員遭難寸前。片岡さん、岸さんは短パンだったので、藪で足が傷だらけ。私は途中から手袋をはめて藪を鷲づかみにしてズカズカ進んだので、わりと楽になった。道がかなり近くなったところで、先頭を行く岸さんがそのまま上へ登り始めた。私もその後に続いた。両手を使わないと登れない。まさに登山。でも思ったほどつらくはない。途中で水谷さん、中川さんのおじさん二人を追い越し、休まずガツガツ登る。遥か後方にいた小林さんは、私のその姿をみて、「あんなとこ登れなーい!」と半泣き状態だったらしい。後方の人達は素直に道に出て、その後の行程は楽だったらしい。私はそのまま登山を続けて頂上まで踏破。まぁその時の達成感といったら、とても言葉では表現できない。後から登ってきた人も、みんな満足そう。でも道を間違えた片岡さんは内心とても焦っていたらしい。「誰かが捻挫してもなんとかおんぶして降りられるよな」とか「誰かがガラガラヘビにかまれたら俺のせいだ」などと心は揺れ動いていたようだ。
さて、いざフライトになると、またまた風が結構強い。先に飛んだ岸さんから女性陣は早く飛ぶようにとの指示が出る。で、みんな慌てて支度をはじめるが、昨日は私が早く出たために他の女性がちょいと危ない目にあったので(アウトサイドした柳原さんはP証取りたて)、今日はみんなを先にだそうとけなげな決心を固める。そうこうしているうちにも風は強くなる。しかもサイドっぽくなってきた。いざ私が飛び出そうとすると、そのまま風にあおられてゴロンゴロンとテイクオフで転がる。その間に他の人は全員テイクオフしてしまい、私とテイクオフ・ディレクターの片岡さんだけが残った。その後も何度か吹き飛ばされ、ようやくテイクオフ。でも風が強くて遊ぶどころじゃない。右斜め前方からの強風を受けつつ、ソロリソロリと正面のランディングへ向かう。ちっとも前に出ない。時々沈んだり浮いたりしながら、ひたすらランディングだけを目指して進む。ちょっとでもランディングより風下にきたら、もう戻れない。「もしかして駄目かも」と何度も思いつつも、なんとか無事にランディング。片岡さんは結局強風のため徒歩で下山してきた。本当にお疲れ様でした。
結局フライトは午前中で終わってしまったので、午後は近くのエンセナダという町にお買い物に行く。屋台で売ってる海産物がうまそう。ハマグリとかをみじん切りにして、サルサと混ぜ合わせて、薄っぺらいせんべいのようなものの上に乗せて食べる。そしてお昼ご飯にはタコスを食べる。シーズンオフのせいか町はがらんとしているけど、お土産物屋さんがいっぱいあるので、観光地らしい。なんだかメキシコとは全然関係ないお土産を何点か買ってしまった。割れ物なので持って帰れるか心配したけど(現にお店のお姉ちゃんが包もうとして割ってしまった)ブツは現在私の部屋に飾ってあります。
その夜も再びテキーラで盛り上がり、レストランのバーのおっちゃんとも記念撮影をし、メキシコ第二夜は更けていった。

11月24日(水)
今日は朝から移動で、再びアメリカ入り。そしてスカイ・ダイビングの日。なんだかんだと結局全員トライするらしい。何があっても責任は全部自分にありますっていう意味の書類にサインして、さらに誓約文(もち英語)を一人ずつ読まされてそれをビデオに撮られ、いよいよ本番となる。イントラの中に、ブルース・ウィルスそっくりな兄ちゃんがいる。背は低いけど確かに似てる。写真を撮ったけど実物のほうが似てる。他のイントラ曰く、彼は仲間うちから「ハリウッド」と呼ばれているらしい。
前日、スカイ・ダイビングの話をみんなでしてた時に、私は前にもやったけど全然怖くなかったという話しをしたら、西山さんが世にも奇妙な生き物を見るような目で私を見ていた。今回もやっぱりさしたるドキドキもなく、一番乗りでダイビング。しかし途中でとても焦ってしまった。スニーカーが脱げそう。アメリカに来る飛行機で、すっかり足がむくんでしまったので、紐を思いっきり緩めたままだった。今にも脱げそう。足先を思いっきりふんばる。ここで脱げたら洒落にならん。なんて必死で頑張ってるうちにパラシュートが開いた。はぁー良かった、良かった。ぐるんぐるんスパイラルで回ってもらって、思わず「ハハハハハハハ」と笑ってしまった。ランディング近くで岸さん、片岡さんの姿を必死で探す。二人はカメラを持っている。でも出来あがった写真を見ると、やっぱり誰が誰だか判らない。一回のダイブは3人ずつで、すぐに次の人の番が回ってくる。とても回転が良い。やっぱり緊張している人もいるけど、終わるとみんなとぉーっても楽しそう。井上さんのお母さんも無事ダイブ。ちっちゃいので、イントラにくっついたおもちゃみたいに見える。全員が飛び終わると、バーでサービスのフリー・ドリンクが出る。そこでビデオ撮影してもらた人々の笑っちゃう姿をみんなで見る。悪いけど本当に笑っちゃう。特に神田さんのは、ダイビングとは別の部分で笑ってしまう。チャンスがあったら見せてもらってください。
その夜は全員で中華のバイキング。帰りにホテルの近くのでぇっかいスーパーマーケットに寄る。そっからは自分達で好きなだけ買い物して、好きな時にホテルに戻れとのこと。そこで緑茶を発見!でも「低糖」って書いてある(漢字で)。それってつまり砂糖が入ってるってことか?私はそれを見て買うの止めたけど小林さんと柳原さんは買っていった。後で聞いたところによると、すげーまずかったらしい。山岸さんはパンテーン(シャンプーとコンディショナー)が安いと言ってお買い求めになっていた。

11月25日(木)
今日はElsinoreというエリアへ行く。なんかテイクオフからランディングが見えなくて、ランディングに辿り着くためには一尾根越えなきゃいけないらしい。なんか嫌ぁーな記憶が蘇ってくる。ヨーロッパ・ツアーでの大アウトサイドの記憶が脳裏を横切る。最初にランディングを見て、説明を受けて、取り敢えずテイクオフへ行ってみる。テイクオフから湖がとってもきれいに見える。テイクオフは二つあって、そのうちの一つからはランディングが見える。ちょっと安心。でも風がまたまた強い。地元の人やハングは飛んでるけど、ちょっと怖い。エリアとしては山飛び系で、須坂に似てなくもない。ただ、両サイドの尾根間の距離が狭いので、風が吹き溜まってそうなところがある。何人かは飛んだけど、その後強風のため、地元の人も引き上げてしまう。一旦ランディングに戻り、ボーッとしてから再びテイクオフへ。またちょっとウェイティングしてから岸さんが出ようとするけど、なんかうまくいかない。たそがれるイントラとフライヤー達。結局面倒くさくなって私と柳原さんと小林さんはとっとと下山(一体飛ぶ気はあるのか?)。他の人達はその後も待ってたけど、ランディングとテイクオフの風向がまるっきり逆で、どうやら風が巻いているらしい。篠田さんが飛び無事にランディングしたが、結構ショートしそうで本人は怖かったらしい。で結局、残った人も下山。みんなを待っている間、先に下山した3人は、グライダーをたたみ直した。明日はユニバーサル・スタジオで、もうフライトはない。必死でグライダーを小さく、小さくする。それにしても何故、小林さんのハーネスはあんなに重いのか?同じ種類の他の人のハーネスと比べてみても明かに重い。その理由は今も謎のままです。
全員が揃ったところで、今度はLAの方へ移動。明日はいよいよ(私の)メイン・イベント、ユニバーサル・スタジオ。ホテルのすぐ近くに大きなショッピング・モールもあるとのことなので、ビデオも買えそう。この日の夕食はバラバラになった。柳原さん、小林さん、私の3人はコリアン・レストランへ、水谷さんも同じレストランにいたけど、別テーブルで一人で食べてた。他は、何人かがラーメン屋さんみたいなところで、あとは少し離れたすし屋へ行った。食事が終わった後、迎えにきてもらうまでに時間があったので、レンタル・ビデオ屋さんを覗いている。この辺一体は日本食屋さんが集まっていて、このレンタル・ビデオ屋も日本人向けである。なぜか、現在日本で放送中のTVドラマのビデオがある。表紙というかカバーは明らかにカラーコピーで作ったもの。こういうのって良いのかな?あとアニメも一杯あった。それから日本のビデオ屋さんにも置いてないだろうっていう古い映画も一杯。この夜は感謝祭でショッピング・モールがお休みだったため、そのままホテルに戻った。部屋に戻ってから岸さんと片岡さんに、柳原さん、小林さん、私の三人で買った、ささやかなプレゼントを渡す。おっぱいの形をした小さなカップ。これはメキシコで買ったもので、大きいのもあったけど、邪魔になりそうなので、小さいものにした。二人ともちゃんと使ってくれると良いけど…。使わないよね、きっと。

11月26日(金)
今日は待ちに待ったユニバーサル・スタジオ!それなのに、あぁそれなのに、やってしまった!
朝の集合は7時半だった。私の部屋は、柳原さんと小林さんが一緒の3人だったんだけど、朝、ぐっすり眠っていた私と小林さんは、柳原さんの絶叫で一気に覚醒した。「今、7時半だ!!」あわてて飛び起きるとドアの外で岸さんの声がする。寝起き3人の中で一番外に出ても恥ずかしくない姿だったのは柳原さんだったので、彼女がドアを開けて岸さんに声をかけた。とその瞬間、ドアはもろに東向きだったため、朝日がレーザー光線のように差し込んできた。私ら3人は、ほとんど日光に焼かれたバンパイヤ状態。それでも柳原さんがなんとか岸さんに寝坊したことを伝えると「いいよ待ってるから」とやさしいお言葉。でもそれじゃあまりに他の人に悪いので、「三人でタクシーで行くから大丈夫」と伝えて急いで支度を始めた。するとしばらくして、山岸さんがやってきた。「みんな待ってるよ」とのこと。すっかり先に出たもんだと思っていたので、慌てて外へ出て、「大丈夫だから先に入って」とお願いする。でも「大丈夫、大丈夫」と岸さんはおっしゃる。んで、結局待っててもらうことにして「じゃ、後10分以内に用意する」と言い残して部屋に戻り準備を急いだ。もう皆さんには平謝り。
この日はフライト組とユニバーサル・スタジオ組の二組に分かれて行動。フライト組は西山さんの車に、片岡さん、水谷さん、中川さん、篠田さん。ユニバーサル組は残りの東京組。飛びに対する姿勢の違い如実に出た。まぁいいのよ、本人が楽しけりゃぁね。アメリカは感謝祭の連休で、ユニバーサルも混雑が予想される。開園時間は9時だけど、それ以前に開門となった。一応、2時に一旦集合することに決めて、柳原さん、小林さん、私の3人は一番奥にあるアトラクション、「ジュラシック・パーク」にとっとと向かう。このアトラクションは最後にずぶぬれになるため、それぞれ上着を鞄にしまいこみ、濡れないように確保する。本人達が濡れても上着があれば暖っかいからね。で、予想通り、というか予想を遥かに超えてずぶ濡れになった。バケツで水をぶっ掛けられたよう。んもー寒いったらありゃしない。日陰にいると耐えられない。それでは暖かいところへ行こうということで、今度は「バック・ドラフト」へ。最初の部屋では、実際に映画に出た俳優がスクリーン上で映画の裏話などちょこっとする。火を使う撮影がいかに大変だったかとか。そして最後「皆さん、消防車が通るときは、道を譲って消防車を通してあげてください。」と主演のカート・ラッセルさんがおっしゃった。そして部屋を移動すると、そこはセットになっていて、化学薬品の倉庫が火事になった場面を再現する。こんなに火をボーボー燃やしちゃっていいんかい?と思うくらい燃えている。そして観客のすぐ上の天井が崩れかける。足元もガクンと揺れる。なかなか臨場感ある、面白いアトラクションである。その後、3人は買い物することもなく、ひたすらアトラクションを回る。「Back To The Future」、「E.T.」、「Animal Actors' Stage」、「T2」、「Water World」。このうち「T2」は最近出来た新しいアトラクションで、岸さんがとても楽しみにしていた。3Dと実際の人間の出演者をうまく組み合わせて、結構面白い。客先にもちょっと仕掛けがしてあって、エレベーターに乗って下に下がる映像の時に、客先自体が少しあがり、自分が下に移動しているような錯覚を覚える。映像部分にはもちろん本物のシュワちゃんなんかが出演している。最後に見た「Water World」では、座席が残り少なく、「ここは濡れます」という席しか残っていなかったので、覚悟を決めてそこに座る。ジェット・スキーに乗った出演者達が、わざと客席間際で急旋回して水をぶっかける。最後に砦の向こうから飛行機が飛んできて着水。これは吊られてるとかじゃなくて、本当に飛んでくる。飛ばす速度、勢い、角度を綿密に計算して、客席に飛びこまないようにしているらしい。(と以前日本のニュースで言っていた。)で、丁度2時になったので、集合場所へ行ってみると、岸さん達は、まだ「T2」を見られていないとのこと。で、3時に再び集合することとし、私達3人はお食事&お買い物タイムとなる。いろいろお土産を探すけど、なかなかこれというものがなく、結局自分のものだけ買う。三人でおそろいのTシャツを買った。園内にあるお土産物屋より、門の外にあるお店の方が、品揃えが良いような気がする。園外には、ユニバーサル映画以外の品物をおいてある店もある。ピカチュウとかドラゴン・ボールとかセーラー・ムーンのグッズも売ってる。鉄腕アトムのフィギュアもある。
そして3時になり再び集合場所へ。でも他の人はまだ来てない。3時を過ぎても現れない。でも今朝は寝坊して待たせちゃったから文句言えないねぇ、なんて言いながら3人でひっそり待つ。しばらくして全員集合となり、帰途につく。そのままホテル近くのショッピング・モールへ行く。いよいよビデオ屋さんへ行ける!自由行動となってから、真っ先にビデオ屋さんを探す。でもない。他のお店のおっちゃんに聞くと、階段降りて左手だよと教えてくれたので、行ってみる。あったぁー!ビデオ売ってるぅ!で、お目当てのスタートレックを探すと…ない。今年日本で公開された映画の最新版と、TVシリーズが一本しかない。しかもTVシリーズの方は既に持ってる。「ふぇ〜ん」と泣き声をたてていると、お店のお兄ちゃんが寄ってきて声をかけてくれたので、スタートレックのビデオは他にはないの?と聞いてみる。ここにあるだけしかない、とのこと。再び心の中で「ふぇ〜ん」と一泣きして、映画版の方を買った。その後傷心のままウロウロし、本屋で2冊、本を仕入れ、最後にキッチン用品売り場へ行く。お料理好きの小林さんの目の色が変わっている。結局3人ともここで色々買いこんで、お買い物はお開きとなった。(なんで終わりのことお開きって言うんだろう?)
岸さんに「ビデオあった?」と聞かれて思わずむっつり「なかった」と答えてしまう。岸さんと神田さんは、なんだか知らないけど、いっぱい買いこんでいた。
ホテルの部屋へ戻って荷物の整理を始める。前日までに衣類をグライダーに詰め、トランク半分のスペースをビデオのために空けておいたのが無駄になった。トランクがガラガラなのも困るので、荷物を再び詰めかえる。とても悲しかった。
本日は最後のお食事で、ステーキハウスみたいなとこへ行くらしい。三人でおそろいで買ったTシャツを着て行くことにする。集合時間に駐車場へ行ってみると、フライト組がまだ帰ってないとのこと。なんか事故でもあったんじゃないかと、ちょっぴり心配になったけど、取り敢えず一旦部屋に戻って待機。30分ほどしてみんなが帰ってきた。そしてあらためて集合して出発。フライト組は当初予定していたエリアが飛べず、なんだか随分遠くまで行ったらしい。
アメリカのお肉は、あんまり期待していなかったけど、とっても美味しかった。柔らかくて、大きさも適度。ただし、添え物で出てきたスイートポテトがお肉の四倍くらいあった。柳原さん、小林さん、私の3人は、2人前を注文してシェアして食べたが、スイートポテトだけは食べきれなかった。この日は井上さんの誕生日で、フリーのデザートがいただけるとのこと。井上さんは、「もうお腹いっぱいで食べられない」と言っていたが、周囲の人間(私だけど)の「チーズケーキなんて良いかも」という意見を取り入れてくださった。これもおいしかった。チーズケーキの上に生クリームとストロベリー・ソースがかかっている。あまり甘過ぎず大き過ぎず。
明日はもう帰っちゃうんだねぇ、終わっちゃうんだねぇ、なんてみんなブルーが入っている。また現実世界に戻るのかと思うと、この上もなく憂鬱になる。なんにしても明日は絶対寝坊しちゃいかんということで、携帯の目覚ましと、腕時計の目覚ましと、モーニングコールをお願いして就寝。
11月27日(土)
朝も暗いうちから電話が鳴っている。あぁモーニングコールだわぁと思い時計を見ると、お願いした時間よりかなり早い。不信に思いつつも受話器を取ると無言。普通、モーニングコールって自動的に音声が流れたり、ブーッ、プーッと音がするもんだが、何の音もしない。なんだよ、こんな時間に間違いかよぉと思ったとたん、岸さんの声が聞こえた。ハイヤーをお願いする時間上、出発時間を早めるとのこと。(借りてたレンタカーは前日の夜に返してしまった。)せっかく3つも目覚ましセットしたのに…。ボーっとしながら支度をする。今日は霧がすごい。お天気は下り坂らしい。ハイヤーに乗りこむと座席がたりない。10人いるのに8人しか座れない。仕方がないので岸さんと小林さんは床に座る。ハイヤーの運ちゃんは「予約の時に8人って言っただろう」とそしらぬ顔。大阪組は西山さんの車で空港へ向かう。ターミナルが違うので別行動になる。搭乗手続きが終わり荷物も預け、朝ご飯を食べる。と言ってもファーストフード系のものを各自買ってきて、休憩所みたいなところで食べる。その後、最後のお買い物を免税店で済ませる。会社のお土産はチョコでたくさんということで、Hollywoodとでかでか書いてあるチョコを買う。あーもうヤダ、本当に帰りたくない!でも出発時間は迫ってくる。東京組は10時丁度、大阪組は10:30のフライト。大阪組に見送っていただき、搭乗口へ向かう。うぁーん、本当にヤダ!しかも帰りはジェット気流に逆らって飛ぶので行きよりも3、4時間多くかかる。飛行機自体は空いていたので、それぞれ思い思いの席に移ってゆっくり寝られそう。長ぁーいフライトが終わり、飛行機は成田に向けてファイナル・アプローチにはいる。みんなの気持ちが飛行機の高度に比例してぐんぐん下がる。そしてついに到着してしまった。帰ってきてしまった。
それから長野組&山岸夫妻&私は、岸さんに引き連れられてジオのショップに戻り、竹山さんに「ホントに楽しかったよぉ!」を連発。ショップで山岸里子さんと神田さんのダイビングのビデオを見て、また一笑い。山岸夫妻は明日の仕込みがあるからと一足お先にお帰りになり、残ったメンバーはラーメンを食べにゆくことにする。小春で「サザエさん」を見ながら、無言でラーメンを食べる。その後、長野組ともお別れとなり、私も一人寂しく立石へと帰ったのでした。

★おまけ
【奇人・変人】
レポート中でも奇行が多いとご紹介した大阪組の中川さん。とにかく変。やること為すこと何か変。
その1:ガソリン・スタンドの売店に氷を一杯いれて飲み物を冷やしているコーナーがあった。こっちは人の背中に氷を入れたり、お決まりの遊びに興じているのに、突然真顔で「ここに塩入れて、手を入れると凍傷になりますよ。」とおっしゃった。周囲の人の動きが止まったのは言うまでもない。
その2:夜、メキシコから一足先に帰国する村瀬さんを送っていくため、西山さんの車から他の人の荷物を出していたところ、中川さん、何かを失くされたようで一生懸命車内を探している。シャツとステテコという出で立ちで。寒いのに、真冬なみに寒いのに、シャツとステテコで。何故?頭を抱え込んでしまった馬場でした。
その3:24日(スカイダイビングをした日)の夜、夕食後、レストランの隣の小さなスーパーを冷やかしに入ったところ、入り口近くに監視用のTVカメラのモニターが並んでいた。そのモニターに向かってVサインを出したり、ピョンピョン飛び跳ねたりしている。モニターに対してだよ、カメラに向かってじゃないんだよ。私は思わず視線をそらしてしまいました。
【ハゲワシ】
メキシコのエリアで登山(?)をした時、頂上のテイクオフのすぐ横に伸びた枝に、ハゲワシが止まっていた。おぉ!と思ってそーっと近づいて見ると陶器でできた偽者。ご丁寧に羽根をくっつけてある。でも最初はみんな本物だと思ってしまい、写真をバチバチ撮る。片岡さんは最後まで本物と信じていたようで、みんなが飛んでいってしまった後、「それにしても動かへんなァ」とつぶやいていた。

【落し物】
同日のメキシコの夜。ホテルにコイン・ランドリーがあると聞いて、何名かは急遽お洗濯を始めることになった。柳原さん、小林さん、私が洗濯物をまとめて部屋からランドリー・ルームへ向かっていたところ、途中に何か落ちている。近寄ってみると、どう見ても男物のパンツ。さすがに拾う気にならずそのままランドリー・ルームへ行くと、山岸夫妻と岸さん、神田さんがお洗濯の真っ最中。「誰かパンツ落としてない?」と聞くと、真っ先に里子さんが「あー、私かも!」というので、「ううん、男物だった」と答えると、岸さんと神田さんが、お互いに微妙な視線を投げかけた。そのまま物言いたげな視線を交わしながら、二人の男性は無言で出ていった。しばらくして戻った二人はパンツのことなんか忘れたような顔をしている。「どっちだった?」と聞くと「何のこと?」とか言っちゃって。で、結局岸さんはポケットから拾ってきたパンツを取り出すと、すでに半分以上の行程が終了しているであろう洗濯機に放り込んだ。

【メキシコ国境は大騒ぎさ】
メキシコへ入国する時のことはレポート中にも書いたけど、アメリカへ再入国する時も大変だった。とにかく車が入り乱れている。そして、そんな中、車拭きのおっちゃん達がいる。車と車の間を縫うように歩きながら、車を拭いている。拭いてる車が移動すると自分も小走りで移動して、どこまでも拭きつづける。でも、これはよく海外であるような悪質な「車拭いたから金よこせ」的なものではなく、あくまで依頼されて行うお仕事らしい。さすがにプロ意識があるのか、車がどんどん移動しても、拭き終わるまではついて行く。あと、サングラスとかを売ってるお兄さん達もいる。そして何をやってんだか分からない車椅子のおじさんがいる。こんなとこにいたら轢かれちゃうよぉなんてこっちの心配をよそに、車椅子ですいすい移動していた。

【鳥さん激突死】
私達が寝坊した朝、目を覚まそうとホテルのロビーでコーヒーを飲んでいると、ドアからいきなり鳥がすごい勢いで飛びこんできた。そしてそのまま里子さん、岸さんたちが座っていたソファーの後ろの窓に激突。意識を失い、ころころと転がってソファーに落ちた。岸さんが外に連れ出し、土の上に置いて、「大丈夫かなぁ」なんて心配そうにしている。いくらなんでもこんな事で命を落とすのは悲し過ぎる。と言ってもその場で鳥さんのためにして上げられることはなく、そのままホテルを出発した。帰ってきて見ると、鳥さんは朝と同じ場所に横たわっていた。やっぱり死んじゃったらしい。鳥さんのご冥福をお祈りいたします。

【セブンイレブンにおにぎりはあるか?】
今回の旅行中、山崎里子さんはセブンイレブンを見かけるたびに「セブンイレブンのおにぎりが食べたい」と騒いでいた。岸さんが何度「こっちのセブンイレブンには絶対売ってないから」と言っても、どうやら信じていないご様子。結局ご自分の目で確認して納得されたようです。

【謎のインド人】
ユニバーサル・スタジオでジュラシック・パークに乗ったとき、私達の前列にターバンを巻いたインド人のおじさんがいた。何故か一人で。よくジェットコースターなんかで乗ってる最中のお客の写真を撮るサービスがあるけど、ここにもあって、柳原さんは一枚お買い求めになった。そこに写っているターバンおじさん、みんなが絶叫はなっている中、一人真顔だった。この人、何が楽しくてここにいるんだろう?ちなみに帰国後現像した写真を見たところ、ユニバーサル・スタジオの入り口で写した写真の隅に、そのおじさんが写っていた。

【恐るべしピカチュウ】
アメリカでのピカチュウ人気はすごいものがあります。どのお土産物屋に行っても、ピカチュウのぬいぐるみだの、いろいろグッズが売られている。人気があるとは聞いていたけど、本当だったんですねぇ。時々、妙に手足の長い、ちっとも可愛くないピカチュウもいたりする。ショッピング・モールの本屋へ行った時も、子供が一生懸命ピカチュウの絵本を見ていた。今やアメリカでピカチュウは、小渕総理より知名度が高いことは間違いないでしょう。


あとがき
またまた素晴らしいツアー・レポートがまとまりました。己の文才に恐れおののく今日この頃です。このレポートを書きつつ仕事もきっちりこなす私。あぁ素晴らしい!
本レポートは、ツアー中、なんの記録も取らず、全て帰ってきてから己の記憶だけを頼りに作成しました。でも思い出すのに苦労することがないくらい、楽しい事が一杯でした。何が?って聞かれると困るけど、とにかく楽しかったんです。岸さん、片岡さんには本当にお世話になりました。それと西山さんにも。本当に飛びを求めるのなら、やっぱりヨーロッパ・ツアーの方が上だと思いますが、アメリカにはアメリカの楽しさがあります。チャンスがあれば、是非皆さんにもトライしていただきたい。
なにはともあれ、この楽しかった気分を少しでもこのレポートから感じ取っていただければ幸いです。

平成11年12月6日

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