ターゲット(T2) パフォーマンスクラスグライダー

 待望のパフォーマンスグライダー・ターゲットが、全サイズでDHVクラス2を取得しました。マックス−リラックスと受け継がれてきたプロデザインのニューラインの完成です。
 最高速度は、DHVの公式記録でアクセレーター使用時に50km/h(HR-Speed-Systemを使用した場合の数値です。ターゲット42のこの項目のみDHV2-3となります。)を記録、アクセルを駆使するアクティブパイロットには強力な武器となるでしょう。
 リラックスで実証された最新のプロデザインテクノロジーがターゲットで開花します。8.5を上回る滑空比、軽快なハンドリング・扱い易さなど、プロデザインの技術力をご覧下さい。アクティブパイロットに照準を絞り、あなたの心を熱くします。
上面&下面前/下面後/ストライプ
T1 レッド/ホワイト/ブラック
T2 イエロー/ホワイト/ブラック
T3 ミント/ホワイト/ブラック
T4 パープル/ホワイト/ブラック
片岡義夫のフライトレポート
サイズ
40
42
44
投影翼面積u
23.22
25.73
28.36
実測翼面積u 26.37 29.22 32.22
投影翼幅 m
9.74
10.25
10.77
実測翼幅 m 11.87 12.49 13.12
平均コードm
2.74
2.88
3.03
投影アスペクト
4.09
4.09
4.09
実測アスペクト 5.34 5.34 5.34
セ ル 数 40 42 44
機体重量 s
6.10
6.80
7.60
適正重量 s
65-90
85-110
105-125
飛行速度q/h
22-37(47/50*)
22-37(47/50*)
22-37(50)
沈下速度
-
滑 空 比
8.5+
適正技能
DHV 2* 2* 2
JHSC
登録済み
登録済み
登録済み
価  格 \465000 \470000 \475000
 
*HR-Speed-Systemを使用した場合の数値で、
アクセレーターを使用した項目のみDHV2-3となります。
適正体重はパイロット重量+装備品+キャノピーの総重量
飛行速度MAXスピード( )内の数字はアクセル使用時の値
付属品:アクセレーターキット・カラビナ2ヶ・PGケース・インナーバック

プロデザイン テクノロジー

VテクノロジーV-テクノロジー

 マックス→リラックスと受け継がれたV-テクノロジーはターゲットにも採用されています。ライン数を減らしつつ理想の翼形を形成しています。

ラムエアーポケットラムエアーポケットインテーク

 エアインテーク下面部分を袋状のポケットにし、流入したエアを取り入れインテークを形成する。これによりライズアップ性能の向上と、アクセルを踏み込んだ時の高速域の安定性が実現した。ラムエアーポケットインテークは、イオレ・リラックス・マックスみ採用されている。折り曲げや摩擦に強いトリロンマイラーをリブ前縁に使用し、ライズアップ時の素早い翼形成を可能にしている。収納時にマイラーの折れを気にすることはありません。

ブレークリング・システムブレークリングシステム

 翼端部分の4本のブレークラインの処理に、ブレークリングを採用。従来の点で引くコントロール系統から、「トレーリングエッジを面で引く」という新しい考え方を導入しました。これにより旋回効率の向上と低速フライト時の安定性を実現しています。

ラインコンセプト 安全性と効率化を考え抜いたライン配置は、ラインの太さもパート別に変える手法を取っています。

Maxリダクション 安全性を踏まえつつ、ライン数は各ライザーから3本と言う極限まで押さえられたライン配置になっています。

新開発PSTダイニーマ 弱点の伸びを克服した新世代のプレストレッチド・ダイニーマを採用。最終工程で強度の60%のストレッチを入れライン目を詰めるコールドメルティング(低温圧着)製法で、細さも強度の飛躍的に向上します。

サポートテープサポートテープ 全てのラインアタッチメントはリブを介して上面へと繋がっています。さらにサイドベントホールにも垂直方向にサポートテープが縫いこまれ、変形を防いでいます。通常のフライト時でも、リブには下方向への力が加わっています。経年変化によりリブは縦方向に伸び、本来の性能を失ってしまいます。プロデザインでは新品時の性能が長時間維持できるように、製造コストが掛かるこの作業でも手を抜いていません。

インフォースメントテープ

インフォースメントテープ 翼の後方、スパン方向にサポートテープを縫い込むことでで、翼変形を防いでいます。特に高速時にはこの傾向が顕著に表れ、横方向の伸びが性能の低下を起こします。フルアクセルで50km/hを稼ぎ出すターゲットには、欠かせない補強テープです。

新型4本ライザー

新型4本ライザー 

アクセルのストロークは90cm。Dを基点に、A→B→Cの順に緩やかに引き込まれます。もちろん翼端折り専用のラインも装備していますから、Aラインの外側1本を、綺麗に折り畳むことが可能です。


スピードフック

スピードフック

装着は知恵の和の要領でワンタッチ装着。抜けにくくラインなどが入ってしまうアクシデントが起きません。装着時で4.3mとアクセレーターの調整で不必要に長くなりません。

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